【キングダム】698話のネタバレ【政が桓騎に斬首を命じる】

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キングダム698話のネタバレを掲載しています。698話では、政が桓騎に大虐殺を行った理由を直接尋ねる。適当な態度を取る桓騎に、政は斬首を命じていく!?キングダム698話の内容を知りたい方はご覧ください。

キングダム698話のネタバレ

その地まで足を運んだと

摩論が「王自らが咸陽を出てこんな最前線の地へやって来た!?」「まずい、まずい、まずい」「勝利のねぎらいのわけがない」「間違いなく捕虜虐殺への怒り」「しかも、ただ断罪するのならお頭を咸陽へ呼び戻せばいいだけの話」「それすら待てずに王自ら軍を率いてやって来るなど異例中の異例」「げ、激昂も甚だしい」「へ、下手をしたらお頭共々我ら皆最悪の事態に」と焦りながら「お、王の軍の数は!?」と尋ねると、「え、たしか数万と」と聞かされ、「やる気だ」と確信していく。

「摩論さん、王軍の伝令が返事を待ってるんですが何と言って返したらいいスか?」「向こうはお頭に大王を出迎えろって言って来てるんスけど」と聞かれると、摩論は「でっ、出迎える故行軍を緩めるようにと返せ」「戦直後で少し準備がかかると」と答え、「伊紀、お頭と黒桜・厘玉をすぐここに」「そ、それとゼノウ一家と朱摩一家と、て、手練れの一家を全部ここに呼べっ」と告げた。

昌文君が「桓騎から大王様を出迎えると伝令が来ました」「場所はやはりここから北上して少し西にある平野地」「つまり、奴らが軍を配備しやすい場所です」と伝えると、政は「想定内だ、こちらも軍を展開しろ」と指示した。

「史記」、秦始皇本紀にも記してある。桓騎が扈輒を討った後、秦王嬴政がその地まで足を運んだと。


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お前が殺しの人数で怒るのかよ

桓騎はテーブルに足を乗せ待っていた。

昌文君が「オイ、何じゃその態度は貴様」とブチギレると、摩論も「お頭、さすがに」と焦るが、政が「よい昌文君、その男が礼を欠くことは分かっていることだ」と言い席に着いた。政が「俺がなぜ来たか分かるな」「回りくどい話は省き単刀直入に聞く」「なぜ捕虜を虐殺した」と問い詰めると、桓騎は「別に」「ただ殺りたかったから殺った、それだけだ」と答えた。政が「桓騎、軍律で理由なく捕虜を殺すことは禁じている」「大将軍とてそれは例外ではない」「そして、此度のその数は異常で、許し難きことだ」「お前の言葉次第ではこの場でで斬首に処す」「俺はお前と違って冗談を言わぬ」「答えろ、なぜ虐殺した」と再び問い詰めた。

桓騎が「忘れた」と答えると、政は「そうか」「豹司牙、桓騎の首をはねろ」と命じる。黒桜が「わっ、分かってんのかてめェら、そっちもここから生きて帰れねェぞ」と立ちはだかるが、政は「そんな脅しでこの断罪は止まらぬ」と告げた。

黒桜が「お頭逃げろ」「ここはっ」と身代わりになろうとすると、「待って下さい」と摩論が割り込んできた。

政が「何だ?」と尋ねると、摩論は「ハ、ハイ、私の方から説明させて頂きます」「あっ、申し遅れました、私は桓騎の側近にして紳士、いえ、軍師の摩論です」「な、なぜ捕虜を虐さ、抹殺したのかと申しますと、それにはちゃんとした理由がございまして」「桓騎軍はまだあの時、扈輒軍に逆転され敗れる可能性があったからです」「わ、我々があの扈輒軍に勝ったことは奇跡」「奇襲が成功し扈輒本人を討ち、そこから混乱する扈輒軍に王翦軍やらの援軍が来たと虚報を流し信じ込ませて降参させました」「がしかし、こちらの予想以上の捕虜を抱えてしまった」「実はあの時、相手の戦力の方がまだ圧倒的に多かったのです」「王翦軍やらの嘘がバレて桓騎軍の戦力が下回っていると気づかれた時、捕虜が一斉に反乱を起こせば我らにはそれを止められず、退却した軍も再び戻り我らは敗れていました」「だから仕方なく敵を葬った」「そう、仕方なくそうしたのです」「わ、私だってここまでのことはしたくなかった」と説明していった。

政が「他に方法はなかったのか」「皆殺しにはする必要が本当にあったのか」「その通りで言うなら戦力差が埋まればそこで止められたはずだ」「一人残らず殺す必要はなかったのではないか、摩論」「お前達桓騎軍はっ、以前から殺さなくていい者達を殺しすぎなのだ」と咎めるが、桓騎は「ククク」「ほー?」「お前が殺しの人数で怒るのかよ」「侵略しかけてんのはお前だよな」「つまり、今この世で一番人を殺してんのはお前だぞ、秦王よ」と言い放った。

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Source: サブかる

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