<キングダム799話ネタバレ考察|倉央&糸凌戻らず!王賁が王翦軍へ。李牧の準備>
倉央と糸凌の再会。
このまま当然ですが王翦軍に戻して貰えるはずもないところです。
また倉央としても、あの王賁と話した時点で王翦軍に戻るつもりなどありませんでした。
結果的に糸凌と倉央は青歌にて暮らすことに。
王翦と同じく国つくりを実施し、それが体現された形を見せる司馬尚という存在。
倉央と糸凌も、そこに何かを感じることになります。
王翦は逆に側近全てを失うという痛手を被ったことになり、容易な再起は不可能な状況にあります。
同じ様に理想の国をつくろうとした人物ながら、対比的に描かれることになった王翦。
この先では王賁が王翦軍の中核を担うことになりますが、果たして王翦がそこに何を思うのか。
また今は秦国が大きく後退している状況で、そこを狙い撃ちして「より再起不能な状態」を長く維持させるための一手を李牧は繰り出します。
倉央と糸凌は戻らない
倉央も糸凌も互いを求めていました。
今となっては王翦軍で共に生きるのも、青歌で共に生きるのも同じと考えてもおかしくありません。
倉央という存在事態も、頑固な人間ではなく、それなりの柔軟性を持っていました。
また司馬尚が悪辣な人物なら、それも納得しないところでしょうがそうではありません。
民の為を思い、また趙とは一線を画する国を創設すべく尽力した人物。
まさに理想国家を目指した王翦に近いような部分を感じ取ります。
本来の趙の動きであれば、倉央も糸凌も共に斬首は確実。
しかしながら言葉を聞いて生かしてくれたカン・サロへの恩義もあります。
後の世で多大な功績を上げる関羽ではないですが、恩返しの動きがあるのかもしれません。
一先ずは倉央と糸凌もまた、この先では青歌での生活を送ることになるでしょう。
もしかすると二人が王翦と再会するのは、本当の最後の戦である楚戦なのかもしれません。
(邯鄲防衛の趙滅亡戦でも司馬尚は出てきますが、この時は「青歌を守る」という存在として戦には出ていかないのではと予想します)
王翦軍の再起は相当な難題
六大将軍の一人である桓騎を先の戦で失った秦国。
そもそも六大将軍の内の一席は空いた状態でした。
ここで王翦軍が多大な打撃を受けてしまい、実質六大将軍としての動きができるものではなくなりました。
よって秦国は魏との同盟が終わるタイミングで六大将軍が四人になっているということです。
他の列国からすれば「今が最大の好機」と捉えて差し支えない状況にあります。
王翦軍の復活に寄与するのは、当然ながら息子の王賁でしょう。
王賁が王翦の側近として存在すれば、それこそ武力と知略の双方を併せ持つ軍の再生が可能になります。
問題は王翦が王賁について、本心でどう思っているのか。
本当に王翦が王賁を恨んでいるなんてことはないでしょうが、親子の会話がほぼ無い二人だけに、どのような形で王翦軍の立て直しに協力していくのか、注目です。
李牧が秦国領土に攻めてくる
史実にある次の戦。
それは李牧が秦国に攻めあがる戦となります。
他にもキングダムオリジナルの戦が生じる可能性もありますが、李牧がこの弱体化した秦国に狙いを定めるのは事実。
守りの趙から、まさかの「領土を奪われる秦国」という今までに経験のない事態を引き起こされてしまいます。
この防衛戦に挑むのが誰なのか。
そもそも各所の大将軍を呼び戻すことができるのか。
実際に、この戦の結果も史実では大敗。
よって李牧によって三連続での敗退を秦国は負ってしまうことになり、本当にキングダムで李牧が秦王である嬴政に放った「誰も勝てない」の一言の重みを痛烈に感じるものとなってしまいます。
そこから趙崩落の道は、正直なところ趙という国、つまるところ幽繆王という暗愚がいたから成し得たものと言えます。
戦での勝利という意味では、李牧に一度も勝利できなかった秦国、それがこの時代の真実です。
キングダム799話の新しい情報が入り次第、改めて記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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