六大将軍の一人である王翦大将軍には強い副将が控えています。
その一人であり、どちらかと言えば知将の類であろうと思われていた田里弥(でんりみ)。
実際には王翦軍における必殺の部隊であり、要所で相手武将を葬り去る役割を担っていました。
それが分かったのが二度目の趙北部を狙う番吾の戦いでのことです。
しかしながら、その必殺の部隊だった田里弥は司馬尚の強さに翻弄。
結果的に必殺の部隊としての役割を読者に見せることもなく解体に近い状況となりました。
強いはずだった田里弥。
史実には存在しない将軍の一人ですが、果たして最後まで生き残ることが出来るのでしょうか。
田里弥は史実に存在しない武将
キングダムはあくまでもオリジナルのストーリーで進んでいる人気マンガです。
重要キャラの中にも架空のものが多く含まれているのは知られているところ。
また性別や出自もある程度の変化をさせながら登場していることがあります。
羌瘣や楊端和などもそうでしょう。
媧燐もまた史実に名前のない人物ですが、キングダムにおいては楚の重要人物の一人に名を連ねています。
李牧と龐煖の関係については融合させたような部分も前半ではありました。
勿論、多くの大将軍級の人物は実在する有名武将が登場していますが、残念ながら副将クラスになると、ほとんどが史実名前を残すことはなくオリジナルです。
田里弥もその一人となります。
よって史実における生没年などは分からず、言い方を変えればいつ死んでもおかしくないキャラの一人とも言えるでしょう。
肝臓を刺されて死亡する可能性
田里弥は司馬尚と対峙した際に手傷を負いました。
それが右腹部の上側。
丁度肝臓のある場所です。
肝臓を刺されてしまうと、絶命する可能性が非常に高まるところ。
松左や尾到もまた刺された場所の悪さで死んでしまっています。
よって番吾の戦の途中で田里弥の死が確定することも十分に考えられるでしょう。
もちろん肝臓まで届いていないのだとすれば、生存の流れ。
但しキングダム783話で危機に直面している王翦本軍であり、またこの戦は秦国で多くの死者が出る戦でもあります。
逆に言えば生き残るのはごく一部となるという考え方も出来るのかもしれません。
必殺の部隊の実力分からず
亜光の突進力や倉央の機転と糸凌という武力。
それぞれ王翦軍の強みは分かっています。
しかしながら田里弥の持つ必殺の部隊とやらは何も見せぬまま司馬尚の軍に破れた形になっています。
さすがに田里弥が可哀想と感じる読者も多くいる様子。
噛ませ犬感が強すぎたので、今後の展開で田里弥の生存とセットで「必殺の凄み」を見せる局面があるのではないかとも言われています。
実際に王翦は邯鄲滅亡の戦に強く関わる人物です。
そう考えるなら、この最終の戦にて田里弥、倉央、亜光のいずれかは生き残る可能性が高いと言えるでしょう。
最終局面で田里弥の回想を含め、必殺部隊の凄みを今一度見せることになるのか。
とはいえ現実には、その頃に改めて必殺の部隊として登場しても味がしなくなっているとも言えるところ。
やはり王翦を守るなどして、死ぬことになってしまうのか。
それとも、ここはもう噛ませ犬として別段の劇的なこともない田里弥の死となり、その後釜に王賁率いる玉鳳隊が入り込むことになるのか。
倉央との掛け合いの面白さもあったので、できれば解説役の担い手の一人としても生き残って欲しいところです。
今後の展開に注目です。
また新たな情報が出次第、改めて記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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