司馬尚がヤバい。
文句なく趙国最強の武将でしょう。
王翦軍で一番の必殺部隊と言われる田里弥軍。
その中核である蛇輪公がキングダム781話で司馬尚の矛によって瞬殺されてしまいました。
このまま司馬尚が当たり前のように申赫楽や山秀、そして田里弥まで討つ可能性もあるでしょう。
ジ・アガは一先ずのダメージを受けましたが、討ち取るまではいかず。
よってここで田里弥とその一団を失うとなれば、この倉央側が大きく動き、結果的に王翦本軍の崩れになる可能性もあります。
田里弥の死ぬ可能性
ヤバすぎた司馬尚の実力。
王翦を含め、完全なる想定外でしょう。
オルドだけが、その実力を知る所となっていますが、燕は秦から遠く、どうしても情報が入ってこない国とも言える場所でしょう。
よって王翦の情報網を持ってしても司馬尚の実力は把握していないのか。
あっという間に必殺部隊を蹴散らされてしまう可能性もあり、その軍を率いる田里弥を殺されてもおかしくない状況です。
もしここで田里弥将軍を失うことになれば、王翦軍は危険な状況になるでしょう。
当然ながら倉央まで失う訳にはいかず、王翦の本軍が倉央軍の援軍に回っていかなければなりません。
そうなると王翦を守る軍が減ってしまうので、ここを抜かれてしまった場合、あとは残された関常が率いることになる玉鳳隊の二万が救うことになります。
今までは兵力で有利だった王翦軍ですが、この武将討ち死にの一つで一気に崩落の可能性も出てきそうです。
倉央と糸凌が死ぬ可能性
田里弥が討ち死にする可能性が高いという予想が多めですが、倉央と糸凌という可能性もゼロではありません。
王翦軍においては冷静な武力という感じのする存在。
兄貴肌とも思えますが、なんとなく人間味に溢れているところから少し王翦軍の中では異質な武将と言えそうなところ。
もちろん倉央と糸凌についても司馬尚によって撃破されてしまう可能性があります。
そうなると王翦軍の完全崩落も間近。
「勝つ戦しかしない」と言われる秦国の六大将軍です。
ここで安易に総崩れなんてことはないでしょう。
当然ながら「司馬尚の実力」についても未知の存在として相当な準備、想定をしているのではないかと思いたいところ。
但し、この戦の終着点は史実で確定しているので決まっています。
春秋戦国時代の史実に残る結末、それにどのように向かっていくのかに注目です。
メラ族の走り出し、罠の番吾城
壁将軍を救うべく抜け出したメラ族が番吾城を目指しました。
そこには罠が仕掛けられているのが分かっているところ。
楊端和はこの動きに対して「早い」と考えていました。
黒修馬将軍と、攻城戦に特化している猿手族を向かわせています。
しかし本当にこれで番吾城の攻略は足りるのか。
そもそも骨珉伯は明らかな弱そうな武将であり、そんなモノを混ぜているあたり、怪しい目論見が見えてきます。
李牧が満を持して仕掛けた罠だとすれば、猪突猛進に見えるキタリが見抜くのは困難。
となれば猿手族がこの攻城戦で大きな痛手を負うのかもしれません。
そうなれば楊端和軍も苦しい状況になるでしょう。
もしくは番吾の罠に気付いた猿手の長が攻城戦に反対する中で、強引にキタリが向かっていくパターンもあるか。
広域戦になってきた戦場
かなりの広域戦となってきた今回の戦。
まだまだ戦の序盤なのか、それとも中盤に差し掛かっているのか。
現状の分断状況を見ると概ね六箇所に分かれています。
- 李信VS李牧・カイネ・傅抵(砦攻略)
- 王賁VS袁環
- 亜光VS楽彰・カンサロ
- 司馬尚・ジアガVS倉央・田里弥
- 楊端和VS舜水樹・馬南慈
- メラ族VS番吾城
状況を見ると、王賁と楊端和のところは膠着しています。
司馬尚VS田里弥&倉央は総崩れの可能性も出てきました。
亜光軍のところもカン・サロの実力次第で、厳しい戦況になるでしょう。
関常と玉鳳隊が遊軍・予備軍として生きているとしても、相当に苦しい展開が待っているのではないかと予想されます。
司馬尚がどこまで王翦軍を蹂躙するのか。
それに応じて残る関常と玉鳳隊がどう動くのか。
キングダム782話の情報が出次第、改めて記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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