僕のヒーローアカデミア408話感想考察|弟を奪った男との時空を超えた決着!
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この記事では、ジャンプ最新1号に掲載されていた僕のヒーローアカデミア408話の内容に感想をネタバレも含みますが考察も交えて
- 僕のヒーローアカデミア408話感想考察|与一喪失とその原因
- 僕のヒーローアカデミア408話感想考察|追ってもすり抜けていく
- 僕のヒーローアカデミア408話感想考察|全因解放
以上の項目に沿ってご紹介しております。
僕のヒーローアカデミア408話感想考察|与一喪失とその原因
AFO全因解放!弟を奪った男との時空を超えた決着!
僕のヒーローアカデミア第408話!
前回はAFOと与一の過去が明かされ、AFOは自分から離れていく弟を壊したわけですが、その原因が二代目・駆藤だという事が描かれましたが…
今回は第408話の内容と感想を書かせて頂きます!
与一喪失とその原因
壮絶な出生にあったAFO…
彼は生まれつき何も持っていないながらも全てを自分の所有物にできる精神性と異能を持っていたわけですが、唯一、最初から与えられていた所有物が弟だったようです。
他のモノは自分の才覚・才能で手に入れたが、唯一、最初から持っていた自分以外のモノが弟だった…
AFOは無論、血縁とか愛情というものの存在を理解していると思いますが、AFOにとってそれは所有物に対する執着心みたいなものであるとしか感じられなかったのではないでしょうか?
弟に対する自分の気持ちも所有物に対する執着心だと考えていたようですよね…
しかし、それは歪んでいるとは言えども、やはり唯一の血縁者である弟に対する愛情でしょう…
母親から愛情を受ける事が出来なかったからなのか、自分の弟に対する愛情…また弟からの愛情や弟の優しい気持ちも理解できなかった結果、弟は自分の意思で兄であり持ち主である自分から離れていった…
弟に与一という名前を与えたのは自分であり、それは自分に最初に与えられていたものだったというのが由来みたいですが、その与一が自分のものにならないのならとAFOは与一を壊してしまった…
与一という名前には与えられた一番大切なものというような意味もあったんじゃないかと思うほどにAFOは喪失感を覚えたようです。
思い通りにならないものがこの世にはあると言う現実と共に襲いくる喪失感は非常に大きいものであったようで、弟を壊した直後、彼はしばし自失していたようですね…
しかし、自分から弟を奪った青年とAFOは目が合っていたようです。
AFOの眼球は生まれつき薄膜が張ったように艶がないから、その瞳に青年が映り込む事はなかったとナレーションがありますが、彼の目に映らなかった理由は自失していたからではないかと思います…
AFOにとって弟は自分の半身みたいなものであり、それを自ら破壊したのですから、彼の瞳は何かを映す力さえ無くしていたのかも?
本当は元々盲目だったりして、それを異能で補っていたものが弟を失った事で弱体化してしまったりしたのかも知れない…
少なくとも、彼は肉親を失うという事と、それが悲しい寂しいという気持ちになり、また、自分自身がそうしてしまったのだという事に対するいたたまれない気持ちというものを初めて認識したのかも知れないですね…
また、自分の弟さえ簡単に殺してしまうAFOの狂気を見た駆藤の目にはその顔と表情が焼きついてしまったようですね…
AFOは手元に残った弟の手を腐らないように保存していたようですが、その手からは自分が与えたはずの異能が消えていた…
人から奪ったモノ、隷属させる為に奪ったモノはいらないと拒否し続けた与一に無理矢理与えた異能…
それが消える事など今までなかった…
与一に異能を与えたのは自分の所有物であるという事を示す焼印みたいな意味もあったかと思いますが、その焼印が消えているとしたら不思議ですよね…
AFOは与一には元々異能がない事は確認していたし、自分が自我も芽生えない頃に与一から奪ったのかも知れないなとも思っていた…
しかし、与一の手からは認識するには難しいくらいに微量な異能の因子みたいなものが発見され、彼は二人が生まれた時に栄養不足だったか形にならなかった因子が、今になって動き出したのかと分析していたようです…
この兄弟は元々二人で一人みたいな存在であり、二人のAFOとOFAという異能はそれぞれ不完全で一緒にあって初めて意味があるものだとたりするんじゃないかとも思えます…
Source: 【ワンピース考察】甲塚誓ノ介のいい芝居してますね!
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