李牧に釣られて奥まで走った信や赤飛麃に楚水の部隊。
しかしそこには李牧が仕掛けた罠があります。
これについてはキタリが救おうとしている番吾城で強制労働をさせられている壁将軍も知っているところ。
強制労働で作らされた何かでしょうか。
番吾の外に位置する頭佐平原での罠。
時間的には、まず飛信隊の信が罠に嵌って、危険な状態になると予想されます。
もしかすると、この信の危機を脱する為にキタリが救った壁が何か示すことになるか。
本能型で最強クラスの位置にまで上り詰めている信にどんな罠が仕掛けられるのでしょうか。
並の仕掛けでは信は討てない
当然ですが、信を普通の罠で討てるはずもありません。
一万を引き連れた信。
しかもその中に騎馬隊として飛信隊でも有能な赤飛麃に楚水の部隊を引き連れての進軍です。
更に言えば河了貂も持ち場を王賁に任せて信の元へ移動。
どう考えても、ちょっと待ち伏せ程度でどうにかなるようなものではありません。
これについては李牧も理解しているでしょう。
数で押すにも相当な数が必要になるところ。
青歌の軍であるカン・サロを繰り出すことになるのか。
それとも、やはり本命馬である司馬尚の降臨となるか。
信を討つべく行う仕掛けなら単なる武力衝突ではない「過去に見たことのない罠」という可能性もあるでしょう。
壁が知っていると考えるなら、強制労働で作った何かが機能するのかもしれません。
卑劣なことはしないであろう李牧。
どんな知略で信の本能型を打ち砕こうとするのか注目です。
命の危機に瀕する信
李牧とは長き因縁のある信です。
李牧もこの戦でも最も厄介な武将として信を認識するほどになっていました。
若かりし日、李牧に対峙して刃を交えた異なります。
そんな信を討つべく、自分自身も危険に晒した李牧です。
半端な罠であるはずもなく、これによって信の命が危険に晒されるのは、ほぼ確実ではないかと予想。
もしそうなら以前の王賁のように「戦場に出られなくなる」ような局面も想像しておく必要がありそうです。
信を助けて誰かが死ぬ
信は主人公だけに、以前の王賁のように倒れて出てこないというのもストーリー上、問題があるでしょう。
そうだとすれば、信を守るべく飛信隊にとって重要な人物の死が待っているのかもしれません。
今連れてきている人物で重要な者、その筆頭となれば楚水でしょう。
赤飛麃にいる我呂もまた古参と言える存在ですが、少し前に同じく麃公軍の岳雷を失ったので、その流れで見ると「もっと古参の誰か」と思ってしまいます。
楚水は飛信隊に入った廉頗大将軍との戦いにおいて輪虎(りんこ)を仇の一人として認識していました。
⇒輪虎(りんこ)は史実不在
この時も隊に入ったばかりで信を信頼し、一対一の局面で入りそうになった横槍を止めている人物でもあります。
(その後で自分が怒りのあまり輪虎に殺気を送る、これが隙を生んで信は勝利した)
臨時の千人将の段階から共に戦い続けている重要な役割を担う存在です。
もしここで楚水を失うようなことがあれば、飛信隊や古参たちに与える影響は凄まじいものになるでしょう。
それこそ松左の死に近い状況が生まれてしまうのではないかと感じます。
河了貂が間に合うかどうか
王賁が言っていた通り、この戦は個別箇所で迅速に判断ができる人間を散らす必要のあるものになるでしょう。
右翼には王賁と亜花錦。
後方に関常と二万の兵力。
信の率いる一万には軍師河了貂も向かわせました。
本当の意味での最古参は河了貂です。
もし信が罠に嵌ったのだとすれば、河了貂がどこで到着するかが肝になりそうです。
さすがに河了貂が信を守って死ぬという可能性は無いと信じたいですが、まだ分かりません。
この一万がほぼ全滅に近い状況になるのなら、我呂や楚水、そして河了貂までということだってゼロではないと言えそうです。
それとも干斗の働きによってギリギリ重要人物が誰も死なないという可能性もあるのかもしれません。
もしかしたらメラ族のキタリが壁を救い出し、そこから信の救援という可能性も考えましたが遅すぎます。
さすがに李牧の連れ出しが、そこまで長くかかるわけもなく、今まさに戦況の厳しさを信が感じた表情をしていました。
壁も知っている罠とは何か。
強制労働で作らされたものだとすれば、地形の変化に近いものなのかもしれません。
城壁のように守るものではなく、攻めの建造物とは何か。
キングダム779話ですべてが明らかになりそうです。
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Source: マンガ好き.com
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