白ひげにカイドウやビッグマムまで乗っていた海賊団。
その驚異的な海賊団の船長がロックス。
ロックス・D・ジーベックが「世界の王」を野望に持った当時最強と謳われた海賊の本名でした。
名前にDが入っている事とラストネームがジーベックであることで一つの事実が予想されだしました。
ティーチの父親がロックスだった
ジーベックという名前からティーチ(黒ひげ)とロックスの関わりが強く言われています。
黒ひげの乗っている船。
その船の名前が「サーベルオブジーベック」と言う名前となっています。
但し一つ「ジーベック」の本来の意味がここで重要になるでしょう。
ジーベックというのは人の名前から取られたものではありません。
実は「帆船の種類」の一つなのです。
そう考えると黒ひげの船とロックスは実のところ直接関係ないとする考えもあります。
ただ帆船としてのジーベックの特徴を黒ひげの船は持ち合わせていません。
ジーベックは動力として帆と櫂の両方を使っていることと船首と船尾が大きく突き出ている。
また船の外まで出るほどに傾斜するマストも特徴として挙げられる。
知っての通り黒ひげの船とは似ても似つかない形状です。
となれば黒ひげティーチの乗る船のジーベックという名前は「ロックスから来ている」と考えるのが妥当でしょう。
ロックスの息子=黒ひげティーチが成立するのなら「マーシャル」というのはどこから来ているのでしょうか。
マーシャルが母親の姓
ロックスの息子だとすれば、なぜロックス・D・ティーチとなっていないのか。
単純に「母親姓を名乗っている」という説が色濃く語られています。
確かにロックスに息子がいたことを隠す意味で母親姓であるマーシャルを使用した可能性は十分にあるでしょう。
エースもロジャーの息子であることを隠すために母親姓の「ポートガス」を使用していました。
現在は四皇の一人であり黒ひげ海賊団の提督として「海賊王」を目指しているティーチ。
エースとの対比も考えると十分にありえる話と言えそうです。
ティーチ=ロックスの息子ならゴッドバレー再現
黒ひげティーチがロックスの息子だった場合、最終戦ではゴッドバレーの再現が予想されています。
ロックスが敗れたゴッドバレー事件ではガープとロジャーが手を組んで「天竜人」と「奴隷達」を守りました。
ティーチが最終戦になると言われていますが、この時には世界の多種多様な種族を守る戦いになるのではないかと考察されています。
言ってみれば過去に存在した巨大な王国と同じ意志を継ぐ者としての戦いです。
この戦いが対比として描かれる予想からコビーと共にルフィがティーチを倒す予想が成されています。
コビーの合流とゴッドバレー事件については「鬼ヶ島で対比」という可能性も示唆されていました。
しかしながらルフィがカイドウとの一対一を確定させたところで可能性は減ったと言えるでしょう。
この状態から誰かが加勢するというのも微妙なところ。
結果的にゴッドバレーの対比は最終戦であるティーチ戦に持ち越される可能性が高まったと言えます。
【追記】ゴッドバレーで行われた先住民狩りと奴隷狩り
ワンピース1095話でゴッドバレーにて天竜人が3年に1度開催している先住民狩りと奴隷狩りという人間狩り大会のことが分かりました。
ロックスから天竜人と奴隷を守ったという話でしたが、なんとなく違和感の出る展開。
そこにシャンクスの父親と思しきフィガーランド・ガーリング聖もいたということで、ロックスの持っていた想いというものが単に凶悪な荒くれという印象から変化しそうな予感。
そしてガープとロジャーも分かっていてゴッドバレーで、この人間狩りを止めさせるべく動いたのではないかとも考えられるところです。
Dの意志を継ぐ3人はゴッドバレーで本当は何をしたのでしょうか。
ワノ国にちなんでロックス海賊団のクルー
現在判明しているロックス海賊団のクルー。
ここで登場した名前だけでも相当なものですが、何者か分からない者も存在しています。
- ロックス
- 白ひげ
- ビッグマム
- カイドウ
- 金獅子
- 銀斧
- キャプテン・ジョン
- 王直
王直と銀斧については何者か分かっていませんが、どれも今の世界を轟かせた者ばかりと言えます。
更に他にもメンバーとして予想されている者がいます。
まずワノ国からは「黒炭ひぐらし」がその一人でしょう。
この婆さんがマネマネの能力によって「金獅子シキ」に変化したのは記憶に新しいでしょう。
金獅子=黒炭家だったという説も出ていましたが、普通に考えるとロックス海賊団の中でクルーとして共に過ごした可能性の方が高いと言えそうです。
年齢的にもその可能性は十分にあるでしょう。
ただそうなると「少し弱すぎないか」という部分が気になります。
他にも確定と言われるのが、ぼったくりバーを経営しているシャクヤク(シャッキー)もロックスの船に乗っていたとされています。
シャボンディ諸島ではレイリーと同棲している事実婚の様な状態の彼女。
冥王レイリーと同棲出来る強者となればロックスの船員だったとして何の不思議もありません。
これは尾田先生がSBSで「し、知らないっすよ」とわざとらしく言っているのを考えても間違いなさそうです。
Q.「海賊」「40年前」「ガープ」こう来たらシャッキーを連想せずにはいられません。シャッキーとロックスには何か関わりがあるのですか?
A.う・・・!40巻も前なのになんでそんな事覚えてんの?し、知らないっすよ!フューフュー
(ワンピース90巻SBS)
この表記から見てもほぼ確実でしょう。
ロックスの船員もロジャーやルフィと同様に10人ほどであるとすれば後1人くらいはいるのではないかと言われています。
すでに登場しているウィーブルの母親であるミス・バッキンなども候補の一人としてあがっている予想も多く見かけます。
彼女も「白ひげの愛人」を名乗っている事からロックスの船で共に航海をしていたのでしょう。
今はゴッドバレー事件の逸話として残っているだけになりますが、これから更にロックスはティーチをベースに掘り下げられていくものと思われます。
多くの予想通りロックスの息子=黒ひげティーチとなるのか。
それとも全く異なった関わりが示されるのか、今後の展開に期待です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント