エッグヘッド事件が世界に衝撃を与えることは確定しています。
オハラよりも大規模な攻勢をかけていると言えるエッグヘッドでの海軍の動き。
ここには世界政府の頂点である五老星の一人、サターン聖まで登場しているので事態の深刻さが伺えるところ。
そして世界政府サイドは3つの要件を確保すべく動いています。
- ベガパンクサテライトのヨークの確保
- パンクレコードの確保
- マザーフレイム製作に必要な融合炉の確保
よってエッグヘッド島を破壊して終わりというものではありません。
エッグヘッド島に乗り込んだ海軍最高戦力の一人である大将黄猿ボルサリーノ。
ボルサリーノとルフィの戦いの中、ワンピース1092話にて伝説の鉄の巨人の起動が確認されました。
これによってエッグヘッド島の事件というのが「200年前に聖地マリージョアを襲った伝説の鉄の巨人の再起動」というのが一つ可能性として出てきたことになります。
※追記※
ワンピース1094話で五老星のサターン聖が牛鬼の姿を晒し、そしてボニーに胸を刺されて出血することになりました。致命傷、また死亡となれば世界を震撼させる事件がこれに該当すると考えていいでしょう。
事件は3つの要素で衝撃となる
エッグヘッド事件ですが、現在考えられているのは3つの要素です。
『麦わらの一味がベガパンクを連れ去って逃げた』
『海軍大将を含む大艦隊の失態やサターン聖に何かある』
『200年前に聖地マリージョアを襲った伝説の鉄の巨人の再起動』
どれか一つでも、相当な衝撃が世界に走るものと言えます。
世間的にもベガパンクはエネルギー問題の貢献者として人気がある人物でもあります。
それを新しい四皇であるルフィが奪い去ったとなれば、世界政府側の通常の一般人からすると相当な不安要素でしょう。
また海軍の最高戦力である黄猿に多数の中将と2万という兵力を導入して逃したという失態。
これもまた世界を驚かせるはずです。
勿論、頂点である五老星のサターン聖に何かあった場合も世界が驚くことは必至です。
それに加えて「200年前に聖地マリージョアを襲った巨大な古代ロボである伝説の鉄の巨人が再起動して暴れた」となれば、それもまた激震が走るものになります。
これら全てにおいて麦わらの一味が絡んでいると考えれば、新しい四皇というものがどれだけ行動的で、また今の政府状況に変革を与えるものか一般人でも感じ取れるでしょう。
他にも解放のドラムで起動するものはあるか
鉄の巨人は解放のドラムによって起動させることに成功しました。
同じ様に解放のドラムによって起動させることが可能なものがあるのかどうか。
ある意味で他の者には決して扱えない起動条件だけに、他に存在してもおかしくないだろうという気がします。
それこそウラヌスやプルトンと言った古代兵器の利用は解放のドラムが起動条件になっているかもしれません。
そうなると最終戦と呼ばれる今後起こる巨大な戦争では古代兵器を持つルフィサイドVSイム様率いる世界政府連合ということになっていくのでしょうか。
これについても諸説あり、ラスボスが誰になるのかも多くの考察が成されているところです。
イム様側が兵器を奪おうにも古代兵器の起動がヒトヒトの実幻獣種モデルニカの覚醒となっていれば、どうすることも出来ません。
ゴムゴムの実を世界政府が保持したことはない
世界政府はゴムゴムの実、つまりヒトヒトの実幻獣種モデルニカを一度も手中に収めたことがありません。
シャンクスに奪われなければ、それも今回可能になっていたのかもしれませんが失敗。
これについてはフーズ・フーが過去語りで示していたところです。
五老星はゾオン系には意思が宿ると話しており、シャンクスが手にしたゴムゴムの実をルフィが食べたのもニカの意思が示したものだと考えていいでしょう。
自由を求めるニカ、その自由のために働く数々の強力な兵器。
鉄の巨人一つで済むはずもないと考えるのが妥当でしょう。
それだけに四皇ルフィが世界を滅ぼせるだけの力を手にしたことを報道するのかもしれません。
そうなれば確かにエッグヘッド島での事件が衝撃に変わるのも納得できるところです。
但し残念ながらルフィは黄猿との戦いで燃料を使い果たしてしまい、伝説の鉄の巨人が動き出す前にニカ化を解いています。
よって最有力に突如浮上したのが後述の「サターン聖の死」という大事件です。
【追記】五老星であるサターン聖の死が事件
ワンピース1094話で五老星であるサターン聖がボニーに刺されました。
直前にサターン聖はサボの回想でシルエットだった姿を晒しているところ。
それは百鬼夜行などに登場する日本の妖怪”牛鬼”の姿でした。
サターン聖がエッグヘッド島に到着した後で黄猿VSルフィも決着。
ルフィの新技で黄猿も大ダメージを受けましたが、そのままルフィも燃料切れでダウン。
結果的にルフィは黄猿を倒したと言えるところであり、この時点で世界が驚く事案であるのは間違いありませんでした。
ただそれだけでは終わりません。
双方倒れることになりましたが、そこにサターン聖がいました。
危機的状況だった老人化しているルフィですが、この次の展開は予想外。
ボニーがサターン聖の胸に向かって剣を貫き、血が吹き出していました。
「五老星の死」
突如可能性が出てきた大きな問題。
これこそが世界を震撼させる大事件、エッグヘッド事件ということになるのか。
かなり濃厚であると言って良いのではないでしょうか。
伝説の鉄の巨人の動きはニカ化が解かれたことで無いでしょう。
そもそもよく考えると得体の知れない鉄の巨人が動いても世界は驚きません。
ベガパンクがさらわれたという話も同じで「震撼させる」とは言わないはずです。
今の「五老星の死」という可能性を前にすると全てが色褪せて見えるもの。
よって五老星であるサターン聖がボニーに殺されてしまうという事態、これがエッグヘッド事件の主軸の部分となるのではと予想されます。
サターン聖は本当に生き抜くことが出来るのか、それとも致命傷で済むのか。
またボニーについて、この存在が特別なものであることを示唆する瞬間でもあったと言う気がします。
ベガパンクの殺害の濡れ衣を着せられる
エッグヘッド島でベガパンクが暗殺されてしまうという可能性も否定できません。
以前より言われていましたが、ベガパンクほどの人物が船に乗ってしまうことで”ロビンの役割”が薄れてしまう事実です。
どこかで別れるにしても「知りすぎたベガパンク」というのが一時でも船に乗るのは物語的にどうなのかという話。
ただこのエッグヘッド島にてベガパンクが暗殺される結末を見ることになればどうか。
世界政府としては「麦わらの一味によってベガパンクが殺された」と報じるだけで自分たちに非難が向かいません。
人気のあるベガパンクが麦わらの一味に殺されたという事実に世界が震撼するのは当然でしょう。
新たな四皇、その存在の危険性を感じることになるのかもしれません。
ボニーがベガパンクを殺すのでもなく、伝説の鉄の巨人の話でもなく、シンプルにベガパンクの死と麦わらの一味の結びつけなのではないか。
十分に可能性としてはありそうです。
果たして最終的にはどんな形で、このエッグヘッド島事件が世界に報じられるのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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