韓非子からの質問。それに答える信。人の本質は”火”である。本能型を行く信の回答。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
韓非子は秦を侮辱している様子。
介億のことは無視して信だけに質問を続けます。
韓非子は秦のやり方は貪欲そのものだと発言(否定はしていない)。
しかし信は戦争を終わらせるためだと豪語します。
当然そんなものが受け入れられる訳もなく韓側の人間は怒ります。
韓非子は嬴政が性善説を信じているのなら法とは合わない事実を伝えます。
そしてまた改めて信に人の本質についての質問。
これに答える信は本能型が良く使う”火”でもって回答しました。
それではキングダム759話を考察していきます。
キングダム759話ネタバレ情報1・介億の脅しは通じない韓非子
・秦という国をバカにしたような態度の韓非子
・韓非子の態度に介億は開戦すると脅すが通じない
・韓非子はひたすら信への質問
なぜ韓非子がここまで信に拘るのかはイマイチ分かりません。
どこかに嬴政との深い繋がりを感じ取ったからなのでしょうか。
ひとまず介億という外交官については完全に無視した行動を取る韓非子です。
介億はその態度、そして韓非子が秦国をバカにしたような態度を取ることで韓との開戦について言及。
要するに「戦争をして韓を滅ぼす」という意志の伝達とも言えるでしょう。
一触即発という感じですが、韓非子は全くそんなものは気にせずにまたも信に質問。
どうしても信に人の本質についてどう考えているのかを訊きたいという様子です。
キングダム759話ネタバレ情報2・性善説と法は合わない
・秦国の行動が貪欲であるとする韓非子ですが信が「戦争を終わらせるため」と伝える
・韓の全員が信の発言に対して異議を唱える
・韓非子は嬴政の考えが性善説に基づくものなのかを問うている
・性善説と法は合わないという韓非子の発言
秦国が行っている貪欲と言う戦争行為については韓非子も理解しているのでしょう。
ただ信は今やっている戦はすべて「戦争を終わらせるため」だと考えています。
倒される側の国からすれば、こんな恐ろしい考え方はないと思ってしまうでしょう。
ここで全力の怒りが叫ばれるのは当然のことと言えます。
ただ韓非子はそんな表面上の話がしたい訳ではありません。
思想面の話が深まっていて苦手な方は難しく感じるところかもしれません。
韓非子は荀子を師としており(李斯も同じ)、立場としては性悪説を採用しています。
性善説と性悪説は別に思想として解答が出たものでもないので、読んで自分がどちらに合うのかを確認するのも面白いかもしれません。
少なくとも韓非子は嬴政がもし性善説を信じているのなら、そこから後に統一して”法の元の平等”によって平安を作り出すのは困難だと考えている様子。
よって秦国の王、つまり中華統一という血の業を引き受けると決めた嬴政の考えがどこにあるのかを知りたい韓非子です。
そこまで深い洞察が為されているのかという疑問も韓非子はひょっとしたら持っているのかもしれません。
そういう意味で別に秦国をバカにしているとか、そういう次元のことではないと言えるでしょう。
キングダム759話ネタバレ情報3・信は人の本質を火で語る
・信は当然ながら性悪説も性善説も意味が分かりません
・韓非子の人間の本質への質問に対して騰が信に好きに言うように伝えて答える
・信が思う人の本質は本能型がよく使う”火”で考えている様子
韓非子の言う性悪説。
そして性善説もそうですが、信が理解できるはずもありません。
また言語化も不可能でしょう。
しかしどうしても韓非子は信への質問をやめません。
何度と繰り返される人の本質について。
この韓非子の質問に対して騰は信に好きに話させます。
今のような状況で武官が語るようなことがないのは信も分かっているところ。
それは信も李牧と呂不韋の語らいを一度見ているので知っているはずです。
しかし質問されているのは自分。
韓非子の言う話を理解していないにしろ、人の本質という面について信は自分の考えを伝えるしかありません。
それを信は本能型がよく使う”火”という部分で示しました。
性善説でも性悪説でもない別の視点。
果たしてこの発言を受けて韓非子は何を思い、そしてどういう結末を迎えていくことになるのか、注目です。
※予想や史実の独自解釈を含めた速報での考察となります。追記や修正はご理解下さい。
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Source: マンガ好き.com
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