羊羹作戦が失敗しそうになる。しかし去る直前に話を聞くことに。大量のキャッシュカードで犯罪集団と勘違い。
※カイジ24億脱出編の本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
羊羹では釣れないモネ婆さん。
しかし死んだ旦那を思い出して感じるところもあります。
結果的にカイジたちを招き入れて話を聞くことになりました。
そこでカイジたちはキャッシュカードを大量に取り出します。
モネ婆さんはその段階で犯罪集団だと勘違い。
今で言えば振り込め詐欺的な集団だと思ったのでしょう。
それではカイジ24億脱出編459話の考察をしていきます。
旦那の最期はピースサイン
羊羹。
これで篭絡できるかと思いましたが出来ず。
それは旦那が機嫌取りで持ってきたものだったからというところ。
クズを救済してくれるものだとわかっているからでした。
ただモネ婆さんはまたも旦那を思い出します。
犬のような旦那さん。
最期の時にはピースサイン。
何とも言えない雰囲気ですが、だからこそ犬の最期にも見えてきてある意味泣ける。
そんなことを思い出して少しだけ心に響きます。
三人四脚に腕縛り
最終的にモネ婆さんは話だけは聞いてくれることになりました。
ただここでモネ婆さんが渡した紐。
それを装着した3人が凄すぎる。
まず三人四脚の状態でチャンとカイジ、カイジとマリオという形で足を結んでまともに動けない状態にします。
そして手土産を持つカイジだけは両手が使えますが、マリオとチャンは手首を縛りました。
新しい拷問が始まるのかと思える様相ですが、確かにこれなら攻撃も防御も逃走も出来ない状態になったと言えそうです。
死ぬほど美味い訳ではない羊羹
基本は優しいモネ婆さん。
話の前にみんなで羊羹を食べます。
ただ別に死ぬほど美味い訳ではありません。
確かに美味いけど信じられないほどに並ぶものでもない。
でもこういうものって現実の世の中でも多くあります。
行列効果で「並んで買った」という事実が脳内で変換されて味にも反映されるというもの。
予約しないと入れないお店とかもそうですね。
後は☆が多くついているお店とかもそうでしょう。
まず脳内で「そういうもの」というバイアスがかかると人は味をかさ増ししてしまうものです。
大量のカードで犯罪者集団と勘違い
カイジが本当の話をするべく見せた大量のキャッシュカード。
実査にこれを見せられて「ああ、そうだったのか」となるはずもありません。
この時代にはオレオレ詐欺とか無かったですが、今の時代であれば今回のモネ婆さんの勘違いもよく分かります。
「あっ、こいつらヤバイ奴らだ」って思います。
しかもモネ婆さんは高齢者なので狙われる側と考えれば「ヤバイ!」となるのは当然でしょう。
結局はモネ婆さんに犯罪者集団だと思われてしまうことに。
モネ婆さんはなぜか他国のスパイというか極左や反社よりも今のカイジたちの方が危険と思っているのが面白いところではあります。
果たして更に勘違いさせてしまったモネ婆さんをどうやって説明して納得してもらうのか。
ギャンブルで24億勝ったとか言っても、それはそれでアングラ過ぎます。
それこそ007のカジノ・ロワイヤルみたいな。
真実も嘘も何を話したところでどうにもならない気がします。
それでも基本は良い人のモネ婆さん。
きっと真剣に語るカイジたちの話を紆余曲折ありながらも何とか信じる方向に向かっていくのでしょう。
次回でちゃんと説明できるかどうか。
難しそうですが。
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Source: マンガ好き.com
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