ワンピースにおける反政府組織”革命軍”のメンバーをまとめて紹介していきます。
最終章に入った時点でも謎が多く、トップのドラゴンに至っては戦闘能力などは何も分かっていません。
ワンピース1082話で参謀長のサボの生存も確認され、東西南北の副隊長の名前とどんな姿をしているのが確定。
これで革命軍の幹部から隊長や副隊長に到るまでが一通り登場したことになります。
革命軍はトップのドラゴンに参謀総長のサボ、そして5人の軍隊長をもとに構成されています。
それでは革命軍の面々を紹介していきます。
総司令官モンキー・D・ドラゴン
モンキー・D・ドラゴンは革命軍の総司令官であり、世界最悪の犯罪者と呼ばれる人物でもあります。
革命軍の信念は打倒天竜人であり、今ある世界構造の破壊と新たな構造の再構築にあると考えていいでしょう。
ガープの息子であり、ルフィの父親。
ルフィ自身も面識が無いことから「本当の父親は別なのではないか」とも言われている人物でもあります。
またベガパンクとは旧友であり、過去にオハラにて話をしているところが回想として本編でも描かれました。
悪魔の実の能力や懸賞金などは最終章に入った時点でも全くの不明。
一説にはロジャークラスの懸賞金になっているのではないかという予想もあり、懸賞金50億台という大台に乗っている人物である可能性も否定できません。
世界政府としては最も危惧すべき人物であり、さらにワンピース1082話でサボの生存と共にマリージョアの真実を語ることでイム様の存在を知る可能性まで出てきました。
懸賞金だけでは足りない「今すぐに抹殺すべき存在」として政府に認知されることになりそうです。
参謀総長サボ
今となっては炎帝と世間的に呼ばれているサボ。
ルフィやエースの義兄弟であり、一時は死んだと思われていた人物でもあります。
今ではエースの能力だったメラメラの実を引き継ぎ、革命軍の参謀総長を務めるに至っています。
立ち位置としては革命軍のナンバー2ということになります。
左目に火傷の傷跡が残っており、一時は「もしかして火ノ傷の男ではないのか」と言われることもありました。
⇒火ノ男の渦で能力者もたどり着ける場所になるのか
政府の陰謀もあり、コブラ殺害の容疑者に仕立て上げられていますが、実際はもちろん違っています。
マリージョアにて虚の玉座に座る者についての情報を持ち、ルルシア王国もろとも消滅させられたと思われていました。
しかし実際には事前に逃げ出すことの成功しており、カマバッカ王国にてドラゴンやイワンコフ、隊長や副隊長との合流を果たしています。
実力は折り紙付きで懸賞金は6億2000万ベリーながらも最終章時点での実力はそれを大きく凌ぐものと考えられています。
グランドライン軍・軍隊長エンポリオ・イワンコフ
一度見たら絶対に忘れないエンポリオ・イワンコフが革命軍のグランドライン軍の軍隊長になります。
ホルホルの実の能力を保持しており、ルフィも一度命を救われた経緯を持つ人物です。
ホルホルの実は性転換はもとより治癒力を拭き上げるなど人間の元々持つ物質を注射することが可能。
そう考えると脳内麻薬も打ち出せるでしょうから人間を廃人にするなども出来るのかもしれません。
「奇跡は諦めないヤツの頭上にしか降りてこない。奇跡ナメんじゃないよぉ」というフレーズはワンピースにおける名言の中でも目立つもので様々に引用されています。
古くから革命軍に所属しており、クロコダイルに対しては何かしらの因縁というか弱みを握る関係にある様子。
今後クロスギルドのクロコダイルとの対峙の時にそのあたりも描かれることになるかもしれません。
グランドライン軍・副軍隊長イナズマ
イワンコフの下につくのがグランドライン軍の副隊長であるイナズマです。
チョキチョキの実の能力者であり、硬度や材質を無視して切り出して貼り付けることができます。
男女が入れ替わる二重人格のような要素を持っていますが、これもイワンコフのホルホルの実が影響しているのはほぼ確実でしょう。
壁などを切り出して自分の前に置くことも可能なので防壁作りには最適な人物と言えるかもしれません。
東軍・軍隊長ベロ・ベティ
東軍の軍隊長を務めるのがジャケットの下は裸というセクシーすぎるドS系お姉さんのベロ・ベティです。
懸賞金は4億5700万ベリーでコブコブの実の能力者となります。
コブコブの実は檄を飛ばすことで民衆を奮い立たせ、なおかつ筋力を増強させる力。
完全に補助役の能力になりますが、軍全てに対して士気だけではなく実際に筋力と戦う勇気を与えてくれるという意味で集団戦にはもってこいの能力と言えるでしょう。
東軍・副軍隊長あひる
東軍の副隊長は”あひる”という黒髪ロングの女性。
左手がキッドのように機械仕掛けの雰囲気で口で「うぃーん」などと言っている、ある種の厨二病的な要素を踏まえた人物です。
この左手がどれほどの力を発揮するのかにも注目。
能力などは一切不明ですが、副隊長の紅一点という意味ではベロ・ベティの部下であることに納得できるところでしょう。
ミニスカートに細身なのに豊満な身体はワンピースらしい人物と言えるのかもしれません。
西軍・軍隊長モーリー
西軍の軍隊長を務めるのが巨人族であるモーリーです。
今どきのギャルのような喋り言葉を使うので、こちらも「イワンコフのホルモンで?」と思わせるところもあります。
オシオシの実の能力者であり、これによってインペルダウンの脱獄に成功している人物。
オシオシの実はあらゆるものを押しのけることができます。
インペルダウンにあったLEVEL5.5のニューカマーランドはこの脱獄時にできた空間にあります。
ちなみに脱獄したのは100年以上前であり、作中に登場する人物で一番古くにインペルダウンからの脱獄を成功させた人間と言えるのかもしれません。
懸賞金は2億9300万ベリーと物足りないところですが、巨人族であることなどを加味すると相当な強さを誇っていると考えていいでしょう。
特に戦略的には籠城戦などは通用しない相手と言えそうです。
西軍・副軍隊長ウシアーノ
西軍の副軍隊長であるウシアーノは見た目が完全に牛人間の人物。
確定的な悪魔の実の名前は出ていませんが、ほぼ確実にウシウシの実を食べているでしょう。
過去に出てきたウシウシの実で確定的なのは2つです。
- サクラ王国国王ドルトン=ウシウシの実モデル野牛(バイソン)
- CP0カク=ウシウシの実モデル麒麟(ジラフ)
もう一つがインペルダウンにいた牢番の獄卒獣。
どう見ても乳牛だったことからモデルホルスタインであろうと言われています。
そうなるとウシアーノはウシウシの実モデル闘牛(ブルファイト)あたりではないかと予想されています。
闘牛士はスペインやポルトガルなどで見られる競技ですが、アーノという名前からもそれを感じさせるところ。
闘牛だけに今まで出てきたウシウシの実の能力者の中で最も戦闘向きの力を有していると考えられます。
南軍・軍隊長リンドバーグ
南軍の軍隊長であるリンドバーグは猫のミンク族になります。
よって属腫としてはネコマムシと同じと言えることからも戦闘能力に期待が持てるところ。
ただし肉弾戦で自分の身体を使うというよりは”頭脳戦”に長けたところがありそうな様子。
特に背負っている装置を駆使するところから科学技術による戦闘スタイルというものであると考えていいでしょう。
ベガパンクなどと何かしらの絡みがある可能性もあるのかもしれません。
南軍・副軍隊長ギャンボ
横に広がった体格でオセロのような洋服を着ている人物です。
太っているというよりは首なども無く頭がでかいのでウォーターセブン編で出てきたフクロウの体格が一番近いかもしれせん。
登場時に賭け事をしていること(カマバッカにやってきた船が敵船かサボかで賭けていた)と名前のギャンボというところから”ギャンブラー気質”であるのは確実でしょう。
由来した能力を有している可能性がありそうです。
北軍・軍隊長カラス
北軍の軍隊長はカラスという話し声が聞こえない特徴的な人物です。
悪魔の実の能力者であることは確実ですが実の名前はまだ出てきていません。
カラスという名の通り影のようなカラスを扱って攻撃を仕掛けてきます。
相手の視界を奪うのは当然ながら、武器などを奪うことも可能であり、移動にも使えるという優れもの。
トリトリの実といった能力ではなく、カゲカゲの実に近いような力ではないかとも言われています。
ちなみに小声であることを指摘するとブチ切れるので、そこに何かしらのエピソードが用意されている可能性はありそうです。
北軍・副軍隊長ジロン
目元に仮面舞踏会の面のようなものを付けている坊主頭の人物。
ヘッドホンのようなものを付けていますが何かしらの能力と関係あるのかは不明です。
ギャンボの賭けに望遠鏡で先にサボ到着を見た上で勝利を確信して乗ったあたりの様子から「勝ちにこだわる」という一面があるのかもしれません。
その時にその望遠鏡をバリボリと食べていることからも「食べる系の能力」ということも考えられるでしょう。
幹部・コアラ
小柄な女性であり、抜群のプロポーションから登場は少ないながらも人気のある女性コアラも幹部の一人です。
軍隊長などの役割はありませんが、打倒天竜人の目的に向かう動機は強く持っています。
元々は天竜人の奴隷であり、精神崩壊の手前までいった人物。
タイヨウの海賊団に拾われたことで安定していきます。
魚人族と共に過ごしたことで魚人空手をマスターしており、圧倒的な近接戦闘の力を有しています。
尾田先生がSBSで特別な思いを語るほどの人物であり、今後もキーになる行動をしていくのは確実と言われています。
元幹部・バーソロミュー・くま
元革命軍の幹部であり、さらに王下七武海を経て、政府の兵器であるパシフィスタになっていく経緯。
ソルベ王国の元国王で、なおかつジュエリー・ボニーの父親でもあります。
種族についても”特殊な種族”という情報が最終章で出ており、未だに謎の多い存在。
サボたちはマリージョアにバーソロミュー・くまを取り戻すべく潜入し、最終的には事件に巻き込まれてしまいました。
苦労して取り戻したバーソロミュー・くまの本体は突如としてドラゴンたちの元を離れてマリージョアに繋がる港町にニキュニキュの能力で移動。
レッドラインを登攀していくという行動に出ていました。
またバーソロミュー・くまは記憶をニキュニキュの実の能力で抽出しており、それを娘であるボニーが触れて確認しています。
政府との戦い
革命軍は天竜人という存在の打倒を目指している組織です。
よって今ある階層社会の崩落、つまりは政府機能の陥落と再構築を目的としていると言えるでしょう。
ラフテルを目指しひとつなぎの大秘宝を求める海賊たちとは一線を画す立場にあります。
最終章で巻き起こるとされている巨大な戦争は、この革命軍の立場と海賊、そして世界政府と海軍というそれぞれの立場が大きくぶつかり合うものだと言われています。
革命軍の主力である彼らの戦闘力がどれほどのものなのか。
そして全くの謎に包まれているドラゴンの力。
これがシャンクスやガープといった規格外の強さを誇るものなのかにも注目です。
また新たな情報が出次第、記事を更新していきます。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント