呪術廻戦155話のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
星キララと伏黒恵&パンダの戦闘が始まっています。
そしてモニター室では秤金次と虎杖が対峙。

呪術廻戦154話/芥見下々先生/集英社
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怪しげな情報商材感のあるお誘いをした秤金次でした。
しかしながら呪術廻戦155話で虎杖を高専側と判断して拘束し戦闘になります。
但しキララも秤金次も「五条悟の封印」を知らない状態です。
伏黒恵がキララに五条悟の封印が本当であると信用させられれば秤金次の協力を得られる可能性も出てきます。
それでは呪術廻戦155話の考察をしていきます。
熱を愛する秤金次
秤金次は先の画像の通り虎杖に対してギャンブルでの八百長を要求していました。
虎杖は秤金次が示した方法が詐欺であることを伝えますが、当然そんなことは分かっています。
ギャンブルに対しての人々の熱について熱く語ります。
生きることはギャンブルだ。
~中略~
ギャンブルをしていない人間なんていないのさ。
奴らが憎んでいるのは賭け事ではなく敗北と破滅だ。
-秤金次-
社会において全てが賭け事の一つであるとするのが秤金次の理論です。
そこに発生する熱。
「人の熱」というものに強く関心を持っている秤です。
秤金次はファイトクラブ(賭け試合)によってこの国の熱を支配したいと考えています。
現状は呪霊の存在も公のものとなり、総監部も機能しておらずチャンスと捉えている秤金次。
「呪術規定の改定に乗じてファイトクラブの存在を公に認めさせる」
これが一先ずの秤金次の目標となっています。
現状がそんな状況ではない(五条悟が封印されている)ことを知らないのが分かります。
秤金次が虎杖の正体に気付く
熱の話と虎杖を誘い込もうと話したところで秤金次のスマホが鳴ります。
着信に出ない秤。
虎杖に飲み物を提供します。
「酒以外」という虎杖に対して、「五条悟も飲まない」と秤は言います。
秤金次がそういうと虎杖はわざとらしく五条悟を知らないフリをしました。
当然ながら「五条悟を知らない呪術師」など存在しません。
これによって虎杖の嘘は秤金次にバレてしまうことになりました。
しかしながら秤金次は虎杖が呪術高専側であることを疑います。
呑んでいたグラスを虎杖にぶつけるか寸前に術式を発動。
電車の扉のようなものが虎杖の身体の左右に開いた状態で現れました。
(地面と平行で虎杖の体に対して垂直)

呪術廻戦155話/芥見下々先生/集英社
秤金次の術式は電車のドアでの拘束か
虎杖を拘束しようとしているのがわかります。
躱した虎杖に対してヒザ蹴りで格闘に入ると見せかけます。
躱した虎杖の首だけを術式の扉に挟ませて拘束する秤金次です。
即座に虎杖の顔を拘束して蹴り飛ばしました。
キララからの着信は異常事態の合図だったようで着信時点で虎杖への疑いは確定的なものとなっていた様子。
更に連打しますが、虎杖は秤金次を襟首を捕まえて強烈な頭突き。
「聞けよ」と虎杖は耳を貸すように伝えますが、秤金次は断ります。
「冷めちまってるからな!」と熱が冷めていることを理由に突っぱねる秤金次です。
どうやら秤は「熱が引いていく状態」を非常に嫌っているのが分かります。
それは呪術廻戦153話でも出していた要素。

呪術廻戦153話/芥見下々先生/集英社
熱が引いていくのを感じる秤金次
これはパンダに勝てる野良呪術師が存在しないことでギャンブルの盛り上がりにも欠けてくるからです。
その後、虎杖の戦いを見て脚本を思いついて「熱は熱いうちに」と言っています。
実際は「鉄は熱いうちに」ですが語彙力に欠けるのか熱そのものに重要な意味を持っているキャラなのか。
恐らく後者なのでしょう。
秤金次の強さが熱と絡んでいる可能性が高そうです。
熱が入らないと弱いのでしょう。
それなら乙骨憂太の言っていた「ノっていたら自分より強い」の発言も納得出来ます。
キララは伏黒恵を高専側と思っている
伏黒恵は星キララに近づくことすら出来ません。
パンダも同じです。
これは星キララも同じで近づかせない相手には自分から近づくことも出来ないのが分かっています。

呪術廻戦154話/芥見下々先生/集英社
近づけないのは星キララも同じ
マーキングした相手に対して磁石の様に引きつける力と反発する力を有することが出来る術式です。
伏黒恵は秤金次の力が必要であることをキララに説明しようとします。
しかしながらキララは上層部が除外しようとした事実を伝えます。
伏黒恵が高専側だと思っているので、最初に秤金次を外に出したのは高専側と言っています。
何とかキララに高専側ではないことを説明していく必要があります。
五条悟の封印を信じないキララ
パンダも同じく説明をします。
保守派の保守ってのは何も規定に対してのスタンスの話だけじゃない。
呪術とはこうあるべきみたいな思想があんだよ。
-パンダ-
(呪術廻戦155話)
そもそも上層部は保守派が多く異質なものを排除する様子が備わっていました。
だからこそ藁人形を使う釘崎野薔薇の術式は保守派好みのものと言えます。
逆に「呪いのビデオ」などニューテクノロジーと絡む術式は保守派に疎まれます。
この典型が秤金次の術式であると星キララは明言。
確かに電車のドアで拘束しようとしていたので、他のパターンでニューテクノロジーとの絡みが見えるのでしょう。
キララは秤金次の術式も上層部が嫌うものであり、何をどう言ったとしても五条悟を高専が抱えている以上、秤金次の味方として協力を求めてここにやってくる訳がないと言います。
理にかなっています。
確かに五条悟がいれば秤金次に協力を求めて何かをする意味がありません。
要するにキララも秤金次も五条悟の封印のことを知らないということです。
伏黒恵はキララに「五条悟が封印された」と伝えますが、当たり前ながら最強の呪術師である五条悟が封印されたなんて話を信じるはずもありません。
この事実をキララに信じさせる事が出来れば秤金次を味方に付ける事が可能になります。

呪術廻戦153話/芥見下々先生/集英社
星キララの腰に手を回している秤金次
見ての通り秤金次と星キララは非常に親密な関係にあると言えます。
そのキララが秤金次を説得すれば納得してくれるはず。
どうやって信じさせられるのか。
また秤金次と虎杖の戦闘がどこまで発展していくのか。
伏黒恵はうさぎの式神を大量に出してキララに対応するところで155話は終了となりました。
一体どうやってこの式神を利用していくのでしょうか。
呪術廻戦156話で描かれることになりそうです。
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Source: マンガ好き.com





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