十字架のろくにん48話のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
⇒未読の方はWEB上のマガポケにて十字架のろくにん48話本編が見れますのでご覧下さい。
杏奈を餌に久我をおびき出した漆間から。
そして漆間の回想ですが、刃牙シリーズを思わせる訓練でとんでもない事を達成させました。
「大木の投げ飛ばし」
すでに人間業では到達不可能な場所まで漆間が行き着いていたのが分かります。
それでは十字架のろくにん48話を考察していきます。
※いじめ復讐系マンガ「復讐の教科書」も佳境に入って面白い展開です。未読の方は是非。
少年時代の久我と漆間
杏奈を傷つけるつもりもなく単に眠らせているだけの漆間です。
そして回想は久我と漆間の少年時代。
「いずれ柔道世界一になる」
とワンピースのルフィの様な一言を発する久我です。
確かに幼少から大会で総なめしている強さですから、オリンピックなどでも活躍出来る強さの元は持っていると考えていいでしょう。
そして、漆間を目の前に100本投げると思い切り投げ続けました。
その時に後頭部を石に猛打するシーンもありました。
言うまでもなく後頭部を強打するのはとても危険。
状況によっては死亡もありえた瞬間だったと言えます。
復讐方法のキーポイントになりそうな描写でもあります。
これだけでも久我が人の命を軽視しているのが分かるところでしょう。
弱いものが生きている価値もない虫けらと考えているのかもしれません。
恐ろしい大人になるのが容易に想像出来るところ。
子供の頃からこれなら高校生の今の残虐性は強まっているはず。
前話でも部員の彼女に対して暴行を繰り返している様子が描かれています。
暴君と呼べる王様の所業。
「死んでくれ」と思っている人間、要するに恨みを相当買っているのは容易に想像出来るところでしょう。
もし自分の彼女がこうやって犯されている状態だったら殺してやろうって考える人もいそうなものです。
ただ恐怖での圧政はそういった反逆者を起こさせない次元まで浸透している様子が見えます。
祖父の教えから木を投げ込み
祖父は久我と比べると体重も力も違いすぎると「並の努力では勝てない」と言います。
しかし漆間はそもそも並の努力で済ませるつもりがないことを祖父に伝えました。
そして繰り返す訓練の日々。
腕立てや走り込みはもちろんながら格闘術に石を投げて躱すボクサーがよくやる訓練もしていました。
基礎体力などが付いたら投げ込みのために女性の腰ほどの太さの木を祖父が指定。
「これが折れるまで投げ込み」
木が折れるほどの投げ込みなんて尋常なことではありません。
何年もかかると祖父は言います。
ただこの投げ込みの指示に対して漆間は別の木を指定します。
大木を投げ飛ばす漆間
漆間が指定したのは男性の胴回りよりも太い森に生えた太めの木で挑戦。
「それは無理や」
めちゃくちゃ正論。
祖父はまっすぐに無理だと言いますが、来る日も来る日も漆間は投げ込みを続けました。
そして遂に根っこから大木を投げ飛ばすことに成功します。
シリアス系のマンガとは思えない主人公の圧倒的チカラの開花を見た所です。
もうお前が人間に負けることはないやろ。
-漆間の祖父-
(十字架のろくにん48話)
カッコ良すぎる。
そして同時に「でしょうね」と言いたくなるほどの強さです。
さすがにオリンピックに出るレベルの柔道家だとしても男性の胴回りよりも太い大木を投げ飛ばすのは不可能です。
漆間はすでに世界よりも上に立つチカラを手にしている状態。
静かに瞑想していた漆間のもとに怒り狂った久我が登場します。
遂に勝負の時。
ここで漆間は久我との柔道勝負に挑むのではないかと推測されます。
まっすぐに立ち向かって大木すら投げ飛ばした漆間の柔道技に久我が昇天させられることになるのでしょうか。
今まで戦ってきた相手の中で最強の力を有した相手。
女性に対しても一切手加減なしのクズ。
右代などとは違い特定の女性ではなく無差別的に襲いまくる暴虐な暴君。
その暴君が得意とする暴力の中で専門分野といえる柔道にて漆間に負けるのはプライドを含めてへし折られます。
久我という大木を投げ折るのが今回の大木投げ切りを伏線とした戦いになりそうです。
どんな結末を向かえることになるのか。
石にぶつかった上記の画像が一つの分岐に思えてなりません。
案外あっさりと頭を潰して終了という可能性もあるのでしょうか。
十字架のろくにん49話は9月2日にマガポケにて連載です、お見逃し無く。
※女性の復讐マンガ。身体も使って陥れる最強の復讐劇です。
一巻がとても面白いので是非。二巻以降よりも一巻に集約された面白さがあります。
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Source: マンガ好き.com
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