未成年裁判第4話あらすじネタバレ感想。カン部長が信頼する施設で横領発覚⁉︎

海外ドラマ

『未成年裁判』は、2022年2月に公開されたNetflix独占配信中のリミテッドシリーズです。

非英語圏でのグローバル視聴時間ランキングで一位に輝いたことから、韓国ドラマの中でも特に注目を集めています。

今回はそんな『未成年裁判』の第4話感想レビューをお届けします。

 

\『未成年裁判』第3話の感想レビューはこちらから/

 

『未成年裁判』前回のあらすじ

裁判所に、ユリ(シム・ダルギ)が駆け込んで来た。

気を失い、病院に運ばれたユリには暴行の痕があったが、ユリとその祖母は暴行を否定する。

 

ウンソク(キム・ヘス)が調査したところ、離婚した実の父親がユリに暴行を加えていることが発覚。

その後、仲間に騙され暴行を受けても被害を訴えようとしないユリにウンソクは痺れを切らす。

ユリを“非行少女”として強制的に保護し出廷させたのだ。

 

法廷で、ユリの父親は虐待ではなくしつけだと主張。

次々と証拠が提出され、自分の言い分が認められないと分かると、証拠を提出した母親に殴りかかる。

それを止めに入ったテジュ(キム・ムヨル)は、ウンソクに制止されるまで、我を忘れてユリの父親の首を絞め続けたのだった。

『未成年裁判』第4話あらすじ

ユリから父親を遠ざけることに成功したウンソクの元に、ユリからは「これからは真面目に生きます」とメッセージが届く。

 

ウンソクの意図を知らなかったテジュが一人で酒を飲んでいると、そこへウンソクがやって来る。

テジュは、ウンソクに自分の過去を話し始める。

 

テジュも、酒癖の悪い父親のもとで育ち、暴行を受けていた。テジュは尊属殺人未遂事件を起こし、罰せられた過去があったのだ。

しかし、自分の担当ではない判事に叱り飛ばされたことで救われたという。

 

裁判所では、委託施設の調査が行われることになった。

ウンソクとテジュはプルム青少年回復センターの視察に赴く。

その矢先、プルムで児童虐待と横領があったと通報があったが、カン部長(イ・ソンミン)は調査をしないよう指示して2人に視察を任せ、去って行った。

 

2人が施設の少女に面談を行うと、彼女らは「センター長のオ・ソンジャ(ヨム・ヘラン)の暴力で入院している子がいる」と主張する。

後に、入院者は入所者の少女らによって集団暴行を受けたことが発覚し、疑惑は晴れたかに思えた。

しかし、横領の方は事実だと判明。ウンソクは処分の可能性を伝えて入院している少女の元へ向かう。

 

少女から語られたのは、横領されたお金は自分の手術代に使われたということだった。

口止めも彼女の意思で、ソンジャを許して欲しいと頼まれたウンソクは、一度センターに戻ることに。

そこでウンソクは、無惨に家具が散らばり窓ガラスが割られているセンターの惨状を目にする。

 

ソンジャの娘によると、母親が倒れて病院に運ばれた後、自分が暴れて入所者たちを追い出したということだった。

彼女は自分たちより入所者たちを優先する母親の態度に苛立ちを覚えていたのだ。

ウンソクは、裁判所に通報したのがソンジャの娘だと気づく

 

一方その頃、ウンソクの自宅前では不審な男がうろついていたのだった。

感想レビュー1:テジュの衝撃的な過去。恩人の正体は…

テジュは、やって来たウンソクに自分の過去を話し始める。

「少年部に入ることだけを目標に勉強しました。僕みたいに生きるなって言いたくて。」

 

そう言うテジュは、父親から受ける暴力に耐えられず、尊属殺人未遂を犯したことがあった。

そんな時、とある判事から「親不孝者め、母親を1人にしやがって。しっかりしろ、頼むから…」と叱り飛ばされたことで判事を目指すことにしたのだった。

前回から触れたテジュの過去について明かされましたね。

非行少年だったのでは?と予想していましたが、まさか殺人未遂だとは思ってもいませんでした。

そこから“少年部に入りたい”という想いだけで判事になってしまうテジュは相当な努力をしたのでしょうね…

 

そこまでテジュに勉強させた判事が気になるところですが、テジュは恩人の名前も顔も覚えてないよう。

話の最後で、カン部長がその判事なのでは…?という描写がありましたが果たして真実はどうなのでしょうか?

 

感想レビュー2:どちらが正しい?ウンソクの判断。

施設の少女たちは皆口々に「酷い扱いを受けている」「センター長の暴力で入院している子がいる」と訴える。

しかし、ソンジャはこれを否定。

少女たちが反抗的な態度を取ったが、彼女自身は少女たちが地域住民に受け入れられるよう尽力してきたのだという。

どちらが本当なのか確かめるためにウンソクが取った行動は、暴行を受けた少女の入院先に電話をかけることだった

思わず信じてしまいそうな少女たちの真に迫った演技。

私も、正直どちらが本当なのか判断できずにいました。が、ウンソクは騙されませんでしたね…!

 

少女たちの目の前で電話をかけて「友だちに集団暴行を受けたと聞いています」と言質をとるあたり流石です。

 

“子どもは嘘をつく”常々ウンソクが言っている教訓が生きた瞬間でした。

感想レビュー3:ウンソクを追う怪しい男の正体は?

ウンソクがセンターに戻っていた頃、ウンソクの自宅前には怪しい男の姿があった。

「見つけた。だが、無駄足だった。」と誰かに電話する男。

その手にはウンソクの住所が書かれた紙が握られていた。

ここでウンソクにも気になる動きが出てきました。

テジュの件はある程度予測できたものの、ウンソクの事情は全く何なのかわかりませんね。

“どこに隠れようと必ず見つける”というメッセージがウンソク宛に届いているあたり、不穏な空気を感じますが…?

 

また、未成年犯罪者にこれほどまでに強く当たる理由や、テジュに対し「仕事だけの付き合いにしましょう」と言ったように他人と距離を取る理由も今後明かされるかもしれません。

今までウンソクの無敵感が強かっただけに非常に気になります…!

『未成年裁判』第4話まとめ

未成年裁判、第4話ではテジュが判事になった理由とプルム青少年回復センターでの事件が描かれました。

 

横領したお金を手術代に使っており、しかも少女の「ソンジャと離れたくない」という願いのため事件を隠していたソンジャ。

彼女の志に心打たれましたが、横領は横領ですもんね…。

しかも、それ故に自分たちの娘を後回しにしてしまい、大事にしていたセンターを娘に壊されてしまうとは、なんとも皮肉なものです。

 

ただ、今回もウンソクはキレッキレでしたね!

 

テジュが殺人未遂を犯していたのにも驚きました。

こんな犯罪を犯しているにもかかわらず立派な判事になれる、ということは、少年法で未成年を守る意味もあったように思えます。

でも、ほとんどの子たちは更生できないことや、被害者の気持ちを考えると…なかなか難しい問題ですね。

 

さて、ウンソクを探す男の正体は第5話で明らかになるのでしょうか?

 

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