ザ・チェア〜私は学科長〜は、2021年8月20からNetflixで配信が開始されたばかりのドラマシリーズ。
学科長のジユンが問題ばかりの英文学科で奮闘する様子が描かれます。
『キリング・イヴ』でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したサンドラ・オーが主演。
『キリング・イヴ』はU-NEXTで独占配信中ですよ。
＼あらすじネタバレ感想はコチラから／
ザ・チェアではジユンとしてどう困難に立ち向かうのか…彼女の一挙一動に注目しましょう！
＼第3話はコチラ／
ザ・チェア～私は学科長～ 前回のあらすじ
キム・ジユン（サンドラ、オー）とビル・ドブソン（ジェイ・デュプラス）は、敬礼の件で学部長に呼び出された。
しかしビルは反省の色を見せずに「学生たちとの対話集会を開く」と宣言する。
ジユンの悩みの種はそれだけではなかった。
ヤスミン（ナナ・メンサー）を特別講師に任命することになっていたはずが、理事長が「俳優を特別講師にする」ことを決定していたのだ。
反論しようとするジユンだが、同席した学部長に退職候補の3人のことを急かされてしまう。
集会当日、ビルは人気講師らしく巧みに学生たちをまとめる。
集会は上手くいくかと思われたが、失言によって学生たちから再び非難を浴びる羽目に。
そのタイミングで学部長が別件で呼んだ警察が来てしまい、集会は収拾不可能な状態になってしまったのだった。
ザ・チェア～私は学科長～第4話「ビルのために」あらすじ
集会の件も問題となり、ビルは出勤停止かつ大学にも立ち入り禁止に。
また、ジュジュも学校で問題を起こし、ジユンの悩みは増える一方だった。
そんなジユンの元に2人の学生が訪ねてくる。
彼らはヤスミンの生徒で、他の非白人教授が終身在職権審査に落ちたことを知りヤスミンのことを心配していたのだ。
320名分もの署名を提出し、ヤスミンが審査に落ちれば行動を起こすと言い去って行く。
ジユンは審査員であるエリオット（ボブ・バラバン）に釘を刺しに行ったが、相変わらずエリオットはヤスミンの講義を酷評。
その紙を偶然目にしたヤスミンから、ジユンは相談を受ける。「撤回させる」と約束するが、特別講師の俳優が大々的に宣伝された看板やエリオットを庇うような言動を受けて、ヤスミンまでもがジユンを非難して席を立ってしまった。
退職候補の1人であるジョーン（ホーランド・テイラー）。
彼女は、Wi-Fiの件を相談した男性ホレイショ（ボブ・スティーブンソン）から例の悪口を書き込んだ学生を特定できそうだという報告を受ける。
その後発信元である図書室で張り込み、それらしき学生を追いかけるジョーン。感情のままに学生を言い包め、挙げ句の果てに「私の教室から出てけ！」と言い放ったのだった。
一方、ジュジュ（エヴァリー・カルガニーラ）の面倒を見ていたビル。
ジュジュが大学構内に侵入したことで、立ち入り禁止にもかかわらず大学内まで彼女を追いかけることに。そこでジユンが自分の講義資料を持ち出そうとしている場面に遭遇する。
ジュジュを無事に見つけジユンの元に返したビルだが、親密そうな2人の様子を学部長が目撃していたのだった。
感想レビュー1 ： 大学では問題ばかりのビル。しかし家庭に入ると…
出勤停止を命じられ、ジュジュの世話係としてジユンの家で過ごすビル。
ジュジュのために料理を作ったり、一緒に遊んだり、勉強を教えたりと良い父親の姿を見せる。
ジュジュもビルに懐き、何かあればジユンではなくビルを呼ぶほどだった。そんなジュジュの様子をジユンは複雑な表情で見つめる。
大学ではジユンを困らせてばかりのビルですが、家庭に入ると力を発揮します。
ジユンがどちらかという外に出て働くのが得意なタイプですので、ビルとの相性はかなり良いのではないでしょうか。ビルも今後、無事に復帰でき、そして2人がうまくいけば万々歳ですね。
一方で、いっそ復帰しない方がジユンの悩みが減るのでは…？とも感じてしまうところも。
結局はこの2人、くっつきそうでくっつかないまま時間が過ぎていきそうです。
感想レビュー2：気持ちが伝わらない難しい立場のジユン。
退職候補の3人を守るために奮闘し続けているジユン。
しかし、エリオットがヤスミンの審査員ということもあり、推薦状を書いてもらうため「つべこべ言わずにやってください」と指示することになる。
守りたい対象が別の守りたい対象と相容れないというなかなか難しい状況。
ジユンが学部長からの指示を無視し続けていることもつゆ知らず、エリオットは自分の意見を押し通します。
ジユン視点から見ている私としては、いいから言った通りにしてよ！と言いたくなってしまいます。
ジユンの元へ相談にきたヤスミンは、特別講師に俳優が就任するという華々しい看板を横目に「あんな馬鹿げたことをやりたかったの？」とチクリ。
また、ジユンがエリオットを庇うような発言をしたことで、ヤスミンは怒って立ち去ってしまったのだった。
ジユンの気持ちが伝わらないこのもどかしさ！ジユン自身はエリオットもヤスミンも守ろうと四苦八苦しているのですが、本人たちにはそうは見えないのでしょう。
しかしこれも、実際に部下を持ってみないと分からないことだったりするんですよね…。
感想レビュー3：悪口を書いた学生を特定するため変装︎
ホレイショからメッセージを受け取ったジョーン。
彼は、例の悪口が投稿された場所が図書室だと突き止めたのだという。
学生を特定するため、図書室で張り込むホレイショとジョーン。ジョーンは何故か、いつもよりも数倍目立つ格好に変装して現れたのだった。
こちらも退職候補のジョーンですが、彼女の行動は相変わらず突拍子もなく…毎回楽しませてくれますね。
今回もいやそれ余計目立つよ！と突っ込みたくなる姿で現れたのですが、ホレイショに「私よ」と小声で告げるあたり自分の変装に自信満々のようです。
今のところジユンとは全く別ルートで騒ぎを起こしているジョーン。だからこそ私も心穏やかに眺めていられるのかもしれません。
これらの行動が、今後の彼女の進退にどう影響していくのでしょうか。
ザ・チェア～私は学科長～第4話「ビルのために」まとめ
ザ・チェア、第4話では思うようにいかないジユンの学科運営が描かれました。
ビルの敬礼問題、ヤスミンの審査の問題、ジュジュの問題、そして退職候補3人の問題…とジユンはみんなに振り回されてばかりです。
ところで、退職候補のうちの1人は今のところ空気（笑）ですがこのまま特に触れられずに終わるのでしょうか？
また、最後のラーソン学部長の意味深な視線も気になります。
単にビルが大学構内に入ったことへの視線であればいいのですが、これを機にジユンに矛先が向きそうで怖いですね。
いよいよ第5話のザ・チェア、散らかった問題をジユンは解決できるのでしょうか？
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