<キングダムネタバレ813話【最新確定速報】韓及び洛亜完の誤算!軍力は互角の勝負で十六万VS十六万>
南陽の状況は変わり、民は秦国の兵達が死ぬことも良しとは思わず、自国が滅ぶことも良しとは思わない状況。ただ共存が徐々に叶いつつあると考えて良い。それ故に南陽付近の城は王都防衛の援軍に非協力的な様子となってしまい韓本営としては誤算。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
咸陽にも状況は伝わり、南陽の無血開城から半年で新鄭攻めへ。
秦国六大将軍の第二将である騰大将軍を信じる構えを見せる嬴政です。
また南陽では民たちが飛信隊などにお守りを作るという形で少し変化が見えています。
理想郷とまでは言わずとも、一度恨みの矛をおさめるほどには人間同士の関係が出来ているように見えます。
そして騰は龍安に、この実情を周辺の城に流すように伝えていました。
韓の本営としては十六万の軍で秦国軍を迎え撃ちます。
同規模ですが、周辺の大小の城から五万の援軍予定。
ただこの予定軍が、どうやら目算通りにはならず、南陽が流していた自城の現状から「必ずしも韓に全面的には与せず」になっている様子でした。
それではキングダム813話を考察していきます。
騰大将軍を信じる嬴政
咸陽では少し不安の声が上がっていました。
実際に南陽の無血開城から、新鄭攻めに入るまで半年。
かなり長くなっています。
現実に練兵など実際に軍として動くために必要な準備だったのは間違いありませんが、その間に韓も準備を整えています。
更に言えば、この戦は辛勝では苦しいところです。
出来れば軍力の中核は傷つかないままで韓を滅ぼし、そのまま韓の軍力を手にした状態で趙攻めに再度乗り出したいという戦略を敷いています。
そんな重要局面ゆえに、様々な意見が本営で出るのは致し方ないところでしょう。
それでも嬴政は騰大将軍を信じています。
いや、それこそが六大将軍制度の核というものでしょう。
立て続けに六大将軍の桓騎と王翦が敗れたことで、少し信頼に傷がついているのも事実ですが、ここで信じずして、この先はありません。
そんな咸陽での杞憂も全て騰は理解した上での半年という入念な準備だったのは言うまでもないところです。
飛信隊にお守りを届ける民たち
南陽の民、それこそ温形なども一緒にお守りを飛信隊の隊員に送っています。
どうやらこの飛信隊を中心に南陽では、多くの場所で秦国軍との共存が叶っている様子です。
それは前話にあった剛京の「法の下の平等」の意識によるものでもあります。
当然、今までの領主である龍安の持つ人徳がなした部分も多いです。
結果として、南陽は理想となる国づくりの形を少しだけでも体現させることに成功した場所と言えるのではないでしょうか。
ただこれが世の中に伝わっている訳ではなく、知っているのは今この場にいる者たち、つまり南陽で生活していた人たちだけです。
騰はここに一つの策を見出し、龍安に周辺の城に「そのままの現状」を伝えるように言いました。
これが後々に韓を苦しめる一手となっていきます。
韓が用意した十六万と援軍の五万
騰大将軍と飛信隊の軍は併せて十六万となっています。
これで新鄭という巨大な城を討つ必要があります。
ただ第一将と第二将で共に韓も出て十六万で秦国軍を迎え撃ちます。
新鄭にも守城の兵は残され、更に大小様々な韓の城から戦の場に援軍として送られます。
この数が五万。
小さな国ながら、これで二十一万という大規模軍の完成となります。
想定の上をいく韓の軍力。
さすがに滅亡がかかった戦ともなれば、総力戦であり、そこに向かう兵力の士気も相当なものになっているでしょう。
援軍の規模が縮小されている
いきなりキングダム813話の中で騰が放った策が炸裂します。
龍安に言っていた周辺の城への「今の南陽の現状」ですが、これを知った大小の城。
そこで援軍の規模の縮小をはかってきました。
つまり龍安の言葉に反応し、今の秦国に対しての考えが代わった城が多くあったということです。
これが波及的に広がってしまうと、韓は援軍の五万がほぼ失われることにもなるかもしれません。
場合によっては新鄭の内部でも「秦国に下った方が」と考える人まで現れる可能性も。
結果的に韓はほぼ十六万という互角勝負を秦国第ニ将の騰と、更に言えば飛信隊という突破力を含め非常に強い軍との戦を行わなければなりません。
勝ち目のない戦に見えながらも、秦国としても「大怪我のもとの勝利」では意味がないと考えています。
またキングダム813話では出てきていませんが、趙と魏の援軍についても気になるところ。
楽華隊と玉鳳隊が少しでも突破されれば、この韓滅亡の作戦は水泡に帰します。
次回から、新鄭戦の開戦となりそうです。
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Source: マンガ好き.com
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